【コーデ研】「S.A.Timeline」の裏話的追加説明(その2)

先日に引き続き、ノベルゲーム「S.A.Timeline」の裏話的なことを・・・。
書きだすと長々としてしまうので、2日に分けることにしてみました。
今回はキャラクターについてです。

 

どれだけの方が興味を持っているかわかりませんが、せっかくなので
今回もノベルゲーム「S.A.Timeline」についてです。
(以前の内容については「「S.A.Timeline」の裏話的追加説明(その1)」を参照。)

前回と視点を少し変えて「キャラクター背景」について書いてみます。

ストーリーが破たんしないように一番気を付けたのが
キャラクターの考え方」だったりします。

というのも、このストーリーで一番の突っ込みどころは
ヒロインが過去に戻って自分で自分を助ければいい、というところなんです。

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さすがにそれをするとこのお話し自体が成り立たなくなるので、
ワームホールがどうの、タイムパラドックスがどうのと縛りを入れたうえで、
ヒロインの考え方についてもこだわりを入れてみました。

 

それが、予告編でも流れているこのシーン・・・

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【だから私は思うの。過去じゃなく未来を変えていきたいって。】
っていうセリフですね。

この考え方に基づいて、ヒロインはお話しを破たんさせない程度に
いろいろと問題を起こしてくれちゃってるわけです・・・。

 

あと、主人公についてなのですが、実はヒロインに対する感情で
淡い恋心と判断される箇所がいくつかあると思います。

しかし、自分的にはさらにもう少し深い感情、「悩みと葛藤」を意識してます。

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一番わかりやすいのがEND1へ向かう、この最後の選択肢ですが
他にもちらほらと伏線を入れてたりしてます。

例えばヒロインに2個目のパーツ探しを手伝わされるシーンで・・・

【いや、いいんだよ。
学校のほうは単位は取れてるから問題ないし。
それに…】

と、答えてるところがあったりします。

「ヒロインが好きなのかな?」ともとれるようにしてますが、
そこにも実は主人公の「悩みと葛藤」があったりするんです。

 

そして、忘れてはいけないキャラが「謎の男」です。
彼は二人の味方なのか?敵なのか?という微妙な立ち位置ですよね。
(といっても、ほぼ、敵っぽいですが・・・。)

でも、主人公たちと考え方が合わないから敵というものでもなく、
彼には彼なりの考え方があったりします。

それが・・・

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【でも、そんな時代であっても俺は絶対に帰る!
どんなことをしてでもだ!】

というセリフだったりします。

ここでは深く書いていませんが、実はこの謎の男には娘がいる設定だったりします。

恋人のためとか、妻のためというのも強い理由だとは思いましたが、
やはり子供のためには親はどんなことでもできる、という強さでしょうか。

ちなみにボツ設定になりますが、この謎の男の妻が実はヒロインだった!
ということも考え付きました。

ただ、そうしてしまうと年代設定がおかしくなってしまうのと、
そもそもヒロインが謎の男の事故についても言ってしまうんじゃないかと・・・。

 

と、今回も長々っとなってしまいましたが、このような裏話も含め
楽しんでもらえたらと思います。

余力があればノベルシアターみたいにまとめたものも作れればと思いますが、
まだまだ先の話かもしれません・・・。

 

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